EL Mercado de Espana      西班牙市場(すぺいんいちば)


 村田 禮三(むらた れいぞう)

 1948年、石川県生まれ。
 「すぺいん亭」「西班牙市場」「BAR・IBELICO」の
 オーナーシェフ。アルバイト先のフランス料理店の
 支配人にその腕を見込まれ、20歳で本格的に
 料理の道へ。27歳で「アルハンブラ」に入店。
 スペイン料理の新店出店にともない、スペインに
 渡り料理を修行。
 81年に独立し、「すぺいん亭」をオープン。
 90年~92年にはパエリアの本場、スペイン・スエカ
 のパエリアコンテストの国際部門で3年連続優勝。
 98年料理人の集大成ともいえる「西班牙市場」
 をオープンさせた。08年大人が気軽に飲める空間
 をつくりたいと「BAR・IBELICO(バル・イベリコ)」
 をオープンさせる。

 

          お客様の「おいしい!!」を求めて

   私どものご提供する料理に創作料理はありません。
 私どもの求める「おいしい!!」は各地方の郷土料理にあります。

  例えば、ヨーロッパ宮廷料理は流通の悪い時代に、宮廷に居ながらも
 各地の「おいしさ」を求めました。そんな時代に、新鮮な食材が揃うは
 ずもありません。そこで料理人たちは考え、研究し、宮廷が満足する料
 理を作り上げていきました。
  そして、郷土料理といえば、地の新鮮な食材の「おいしさ」を100%
 生かす為の料理で、シンプルに「おいしい」と言える料理です。
  郷土料理は、長い歴史の中で、時代背景によって変化しつつも
 吟味され、進化し続け、そして支持され、今に残った料理なのです。

  そして、私どもが提供するスペイン料理は、・・・。

  スペインはバスク、カスティージャ、カタルーニャ、ナバーラ、アラ
 ゴンなどの王国に分かれていました。1479年スペイン王国統一そして、
 現在のスペイン領土に落ち着いたのは、1492年レコンキスタ完了後です。
  複雑な歴史が故に、各王国や地方には、地の食材を使ったたくさんの
 自慢料理(郷土料理)があるのです。


  
今、世界規模で流通が発達し、チルド技術も進化して、日本でも世界
 から鮮度の良い食材が手に入る時代になりました。
 私どもはこれらの食材を使い、各地のスペイン名物料理を「おいしい!」
 と言って頂くために、すぺいん亭創業(1981年)以来、努力を重ねて
 まいりました。結果として、バレンシア郷土料理であるパエヤ(パエリア)
 も、バレンシアで行われる世界コンクールにおいて国際部門6度優勝する
 までに至りました。
  そしてこれからも、今以上に皆様に「おいしい!!」と言って頂けるよ
 う精進していかなければいけないと考えております。

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